大東流合気武道大東会とは


 昭和54年5月 大東流合気武道総本部大東館第36代宗家武田時宗の直門会として、札幌に発足した古武道団体です。
 以来、宗家直門会として秘伝目録118か条、小野派一刀流剣術を中心に稽古を行っています。
 武田惣角、武田時宗、武田正修と受け継がれた大東流合気武道の本流技を正しく継承していくため、日々稽古しています。
 現在、大東館に伝わった奥伝技(解釈総伝など)についても一部会員に相伝しています。
 なお、「大東会」は、時宗宗家から唯-札幌のみに名乗ることを認められた名称です。

◎ 入門して一番始めに学ぶこと(教えること)
  年少の子供たちには、道場内での礼儀作法、受け身や武道を行うための基礎的運勁能力の向上を図りつつ、秘伝目録1ヵ条を中心に稽古します。
  大人の入門者には、受け身と大束流合気体操、合気投げの稽古から始め、秘伝目録118か条を大東流柔術から指導を行います。

◎ 入門者ヘー言
  大東会は、「合気」に特化した稽古は行いません。あくまでも大東流柔術、合気柔術、小
 野派一刀流剣術の稽古を通し「合気」を取得することとしています。 
  技の反復練習を行い、合理的な術理を深めます。
  稽古においては「守・破・離」の第1段階を重視していきます。

  • 西区体育館での少年少女クラスの稽古風景

  • 稽古後、木村会長に礼

  • 昇級審査後の免状手交

お知らせ

新型コロナウイルス感染対策

[令和5年5月10日]
新型コロナウイルスがインフルエンザウイルスと同じ分類区分に変更し、マスク着用も個人の判断となることをうけ、大東会の稽古では、柔術の稽古時にはマスク着用とし、一刀流剣術の稽古時のマスク着用は、個人の判断に委ねることとしました。
手の消毒については、可能な範囲でこまめに行うこととします。

[10月1日]
緊急事態宣言の解除に伴い、9月下旬から区体育館が利用出来るようになりましたので、稽古を再開しました。
[8月30日]
緊急事態宣言に伴い、札幌市では区体育館の利用停止が9月12日まで延期となりました。これに伴い稽古の中止期間も延期となります。

【7月20日】
コロナ感染者の増加に伴い、札幌市では区体育館の利用を停止した。7月22日からの稽古も当面無くなりました。8月22日までの期間です。

❰7月10日❱
令和3年7月12日から、札幌市区体育館が利用出来るようになることに伴い大東会の稽古も再開します。
7月15日木曜日、西区体育館から順次稽古します。
なお、稽古参加者は、自己体調管理の徹底、マスク着用、稽古区分ごとの手消毒、稽古中の至近距離での声出し、会話の禁止を実施します。
また、令和2年6月1日に周知した感染予防対策は、今後も継続します。

❰4月26日❱
  令和3年4月25日から5月11日まで、札幌の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、札幌市内の区体育館の夜間利用制限が行われました。
これに伴い、大東会の区体育館での稽古を中止とします。
稽古再開については、札幌市の判断に準拠し感染状況を勘案しながら、判断していきます。


❰令和2年6月1日❱
大東会は、稽古再開にあたり、会員並びに保護者の方に次の対応策の考えを示しました。

【対応策】 稽古再開に向けた対応策について
 令和2年6月1日
 大東流合気武道大東会 

1.目的
 国の緊急事態宣言解除等に伴い区体育館が再開した時の大東会の稽古対応の方針を明らかにする。

2.対応方針
 子供たちや、基礎疾患がある会員を配慮した対応策を模索する。
 主に飛沫感染、接触感染(手などが口に接触し、感染する場合)への予防対応策を盛り込んだ稽古方法を検討する。
 区体育館の利用に際し、施設管理者から示された対応策があった場合には、これを遵守しつつ、大東会の対応策を行うものとする。

3.対応策
(1)会員が行うこと
  ア 次のいづれかの症状(自覚症状も含む)のある場合は、その者及び保護者は稽古に
   参加することができない。
   ① 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の症状のいずれかがある
    場合
   ② 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
    (※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や
      透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
   ③ 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
     (症状が4日以上続く場合、解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様。)
   ④ 参加者が属する比較的多く利用する地域・場所(小学校、会社など)で感染者
    がいる場合
  イ 前述のアのいずれにも該当しない者が稽古に参加とする場合には、その都度、検
   温、体調チェックを行い、その状態を指導員に報告すること。
  ウ 区体育館内では、当面マスクを着用すること。(特に指導員)
  エ 格技室の入退室時・休憩時には必ず手洗いや消毒用液体などで手の消毒を行うこと。
    (※ 水分補給時前も同様とすること)
  オ 帰宅後は、手洗い、うがいを十分に行うほか、着用した胴衣などは選択乾燥するこ
   と。

 (2)指導員が行うこと
  ア 指導員は、稽古場において、窓の開放を行うほか、可能な限り空調を強めに調整し
   空気の拡散を図るなど稽古場の環境に配慮すること。
  イ 指導員は、稽古に参加しようとする者から、健康状態等の報告を受け、その検温、
   体調チェック状況などから参加が不適切と判断した時は、指導部長と協議のうえ稽古
   参加を認めないことができる。
  ウ 指導員は、可能な限り至近距離での稽古を避けること。(2m間隔の確保)
   ① 準備体操・合気体操を行う場合は、2m以上の間隔をとること。
   ② 合気投げを行う場合は、必ずマスク着用とすること。
     合気投げで並ぶ場合は、最低でも1.5m間隔を確保し、無言とすること。
   ③ 接触による指導方法は極力行わないこと。
    (※やむを得ず行う場合にあっては、接触する時間は短時間にとどめ、接触しなが
     らの口頭説明は行わないこと。)
  エ 稽古前・後、休憩時間中には、頻繁に手洗い・消毒を行うよう助言すること。

(3)実施期間
   解除後から1か月間は実施する。
   それ以後は、札幌市内の感染者状況等を勘案してその都度定めます。

 4.稽古方法
  稽古休止した期間が長引いたことに伴い、武道に必要な体感や筋力の低下があると思
  料される。
  稽古再開直後から3週間程度は、基礎体力の向上を図るためのトレ-ニングを中心に
  行う。
(1)稽古のポイント
  ① 準備体操、合気体操、受け身を中心にした稽古
  ② 木刀を持った状態での転身を通じて、軸回転の必要性の理解を深める。
  ⓷ 間合いの距離感、「後の先」のタイミング、運足の仕方
   (蹴らないで歩む方法)
  ④ 1か条型のシャドウイング(立ち位置の再確認)
  ⑤ 護身術としての技の習得

 (2)子どもたちの稽古手順
  ア 準備台頭、合気体操、受け身稽古は、基本的に今まで通り。
    (但し、マスク着用、並ぶ時の他の稽古者との間隔確保は必要)
  イ 型稽古
    当面は、会員同士による組み稽古は行わない。
    指導員が型を示し、これに基づいた部分解説したのち、シャドウ(一人稽古)を
    行う。どうしても、理解が進まない場合、指導員が組み稽古を行う。
  ウ 基礎体力向上のための稽古
   ① 木刀を持った状態での転身
    ・どのようにバランスを保ちながら展開するのか?
    ・足の裏のどの部分を使って行うのか?
    ・転身時の重心の位置
   ② 片足バランス
   ③ 空気椅子
  エ 護身術の稽古
   ① 危機からの回避方法
   ② 防御方法
   ③ 相手との間合いの取り方とその距離感の習得訓練

5.稽古参加の判断について
 新型コロナ感染がどのようなものか、治療薬はどうなのか、いまだに不明なことが多くあ
 る。
  また、会員を取り巻く環境・状況等もそれぞれ異なっており、稽古再開や対応策に関す
 る考え方もいろいろとあると承知している。
 このことから、稽古参加をするか、否かの判断については、第一に各自が判断することと
 し、大東会はこれを尊重する。

 

令和5年度における行事

新型コロナウイルス感染症の分類が第5類になったことなどから、令和5年度の主な行事は次のとおりとします。
① 年度当初の新年度会   
  第5分類移行後の感染状況等を見極めてから実施する予定です。     
② 北海道神宮例大祭奉納演武  6月15日に実施済み
③ 冬の昇級・昇段審査会   12月を目処に実施予定です。

行事予定

2023年 行事予定

6月上旬大東会新年度会総会
*日程等は未定
6月15日北海道神宮例大祭奉納演武
7月下旬大東会夏季合宿
* コロナ感染対策のため中止
12月上旬大東会演武大会
冬の昇級・昇段審査会

カレンダー

  • 木曜日
    少年クラス 18:30~20:00
    一般クラス 18:30~20:45

    金曜日
    少年クラス 18:30~20:00
    一般クラス 18:30~20:45

    * 木曜日、金曜日が祝日の場合、稽古はありません。

    土曜日
    有段者クラス  18:30〜20:45

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