大東会では、足が前後した場合にどちらの足を軸足として回転するかを、まず意識して行う稽古をしている。
初心者が方向転換をすると、回転時に前足から後足に重心を移動してしまい、結果として、直線的に前から後に引っ張ったかたちになり、相手を崩すことが出来なくなる。転身時は中心軸を作り、その軸で転身することが大切であることを理解するように指導している。
次に、肘の位置と返しの大切さも理解してもらうように技をゆっくりとかけて、理解を深めてもらうようにしている。
この肘の使い方が理解出来てくると、秘伝目録118ヶ条の技が大東流柔術から大東流合気柔術へと変化してくる。
残念ながら、大東館の先輩方で、これを解説された方がいない。
どなたも、大東流柔術による技法で118ヶ条の型を示している。
これについては、後日意見をまとめてみたい。